端境
一夏をかけた案件が大体終わって、今次の案件の準備に入りつつある。
そういう時期には、なぜかいろいろな雑事もたくさんやってきて、気がつけば5、6個の案件に関わっている。
しかしここで漫然と忙しさに溺れると、メインの案件だって時間が限られているので、クオリティが落ちてしまう。それぞれの案件の最短経路を見極めつつ、メインの案件に集中投資していきたいところだ。
最近、鈴木敏夫のポッドキャスティングを聞いてるけど、そこに出てくる人達の語っていること、クリエイティブに対するスタンスと、僕らの業界で交わされる言葉のレベルの違いに、作るものにたいする思いの落差に、まあ分かってはいるんだけど、業界の使命がそもそも違うというのも分かってはいるんだけど、それでも歩きながらそういう声を耳元でしっかりと聞き続けると、非常に落ち込むものがある。
いや、業界とか関係無く、自分自身がそういう位置に憧れていながら、そのスタート地点にもまだ立っていない、ということを強く感じて泣いた。もう33才なのに。
幸運なことに、今から始まる案件は、自分たちなりの手法で物語を語る、というところの、一歩を踏み出せる可能性を持ってるはずなので、とにかく我々はスタートを切った、と思えるところまで持って行きたいと思っている。

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