複層現実2

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従来は、基底現実の場における人格のスイッチ、モードのスイッチがあった。

家族の中の自分と、学校の自分、会社の自分では、自分の人格が変わる、とか、そういうの。

電話でも少し人格は変わるし、手紙という文字メディアになると、もっと極端にコードは厳しくなった。

 

今、基底現実の上に、ネットという、無限に増殖可能なメディアのプラットフォームが出現した。そのメディア上での人格も、そのメディアの特性に合わせて変わる。メールとブログとMixiとTwitterでは、人格が違う。

 

ネットが現れて、人間の持つ人格の量が無限に増えることになる。

人格のよりどころ、主体のよりどころ、意識のよりどころを決めるのが難しくなる。

 

一番コミットしているメディアの場での人格が、その人にとってもっとも表現したい人格になる。

とはいえ、我々の肉体と精神は、当分基底現実からは逃れられない。

その背反を不条理だと感じるひともいるだろう。

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このページは、kampeiがOctober 23, 2009 4:11 PMに書いたブログ記事です。

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